Photo by Great The Kabukicho.

ブラジル音楽と坂本龍一との縁で結ばれた稀代のサウンドメイカー 
伊藤ゴローとジャキス・モレレンバウム。 
Morelenbaum2/Sakamoto『CASA』でヴォーカルをとったパウラ・モレレンバウム。 
ジャンルを超えた仲間たちと紡ぐ、坂本龍一へのオマージュ。

伊藤ゴロー(ギター、編曲) 
ジャキス・モレレンバウム(チェロ) 
パウラ・モレレンバウム(ヴォーカル) 
佐藤浩一(ピアノ) 
小川慶太(ドラムス、パーカッション) 
角銅真実(パーカッション) 
伊藤彩 (ヴァイオリン) 

Message

 運命に導かれ坂本龍一さんに出会い、一緒にアルバムをつくり、世界中を旅し、あちこちの素晴らしい劇場やフェスティバルで共演し、とても親しくさせていただいてきました。坂本さんと過ごした日々をまるで今日のことのように感じますし、彼との思い出は今でも私たちの魂を満たしてくれます。今回坂本さんへのトリビュート公演をしたいと着想してから真っ先に伊藤ゴローさんとジャキスに声をかけました。ゴローさんは素晴らしいミュージシャンであり、ブラジルのスピリッツを美しく体現するギターにいつも心奪われています。そしてジャキスは、私を坂本龍一さんに紹介してくれた張本人なのです。今回のトリビュート公演には、素晴らしい日本のミュージシャンたち、そしてスペシャルゲストも参加してくださいます。みなさんそれぞれのかたちで坂本さんとの結びつきがあります。今回お届けする坂本さんの楽曲、そして坂本さんと一緒に演奏してきたジョビンの楽曲で、会場のみなさまを愛で包みたいと思います。ご逝去から1年以上たったいま、悲しみはまだ癒えませんが、こうして日本で坂本さんへのトリビュート公演ができることをとても嬉しく思います。

パウラ・モレレンバウム

 久しぶりに日本に戻り、偉大なる師そして友人でもある坂本龍一さんへトリビュートしたコンサートができることを大変楽しみにしていますし、いろいろな想いに溢れています。先日、坂本さんと共通の友人から、坂本さんが私のことを「ブラザー」だと思っていたということを聞きました。まったく同じように、坂本さんは私にとって「ブラザー」です!そして今回のトリビュート公演で、私のもうひとりの日本の「ブラザー」である伊藤ゴローさんとご一緒できることをとても嬉しく思います。私をゴローさんに紹介してくれたのはまさに坂本さんなのです。ツアーが楽しみでたまりません。

ジャキス・モレレンバウム

 MORELENBAUM2 / SAKAMOTO「casa」での教授(坂本龍一)の試みは、ボサノヴァという"聖なる隠れ家"から、ジョビンの作曲を新たに具現化することだったと感じています。このツアーでは、尊敬するパウラ&ジャキス・モレレンバウムと共に、教授の美学と哲学に挑み、その魅力を皆さんに楽しんでもらえたらうれしいです。

伊藤ゴロー


OSAKA

ビルボードライブ大阪 公演

【日時】2024年12月3日(火) 1stステージ 16:30 開場 17:30 開演 / 2ndステージ 19:30 開場 20:30 開演
【会場】ビルボードライブ大阪(大阪市北区梅田2丁目2番22号ハービスPLAZA ENT B2F)

【料金】※ご飲食代は別途ご精算となります。

BOXシート ¥21,300(ペア販売)(税込)
S指定席 ¥10,100(税込)
R指定席 ¥9,000(税込)
カジュアルシート¥8,500 (1ドリンク付)(税込)

【チケット発売日】
2024年9月16日(月祝)正午12:00=Club BBL会員・法人会員先行(ビルボードライブ)
2024年9月23日(月祝)正午12:00=一般予約受付開始(ビルボードライブ/e+/ぴあ)

【お問い合せ】ビルボードライブ大阪(外部リンク)電話:06-6342-7722


SHIZUOKA

静岡公演 

【日時】2023年12月4日(水)18:00 開場、 19:00 開演
【会場】
   静岡コンベンションアーツセンター/グランシップ グランシップ 中ホール・大地
(静岡市駿河区東静岡二丁目3番1号)

【料金】一般¥5,000(全席指定・税込)こども・学生¥1,000(全席指定・税込)
※未就学児入場不可

プレイガイド:
予約開始:友の会 9月1日(日)〜/一般9月8日(日)〜 

■グランシップチケットセンター TEL. 054-289-9000 ※問い合わせのみ
 営業時間10:00~18:30(休館日を除く)

スペシャルゲスト
坂本美雨

ミュージシャン。1980年、音楽一家に生まれ、東京とニューヨークで育つ。1997年、「坂本美雨 feat. Sister M」名義で歌手デビュー。音楽活動に加え、ラジオ、テレビの司会、ナレーション、執筆、演劇など、表現の幅を積極的に広げている。2011年よりTOKYO FM/JFN系全国ネット『坂本美雨のディアフレンズ』のパーソナリティを担当。2024年4月よりNHK Eテレ「日曜美術館」の司会に就任。愛猫家としても知られ、著書に「ネコの吸い方」がある。自身のSNSでは愛猫「サバ美」や娘との暮らしを綴っている。

2021年にアルバム「birds fly」をリリース。2020年東京パラリンピック開会式では、パラ楽団のボーカルとして「いきる | LIVE」を歌唱。2022年、活動25周年を迎え、記念シングル「かぞくのうた」をリリースし、娘との日々を綴ったエッセイ「ただ、一緒に生きている」(光文社)を上梓。2023年12月に韓国(ソウル)でワンマンライブを開催。最新作はEP『あなたがだれのこどもであろうと』。

(*静岡公演のみの出演となります。)


YOKOHAMA

Montreux Jazz Festival Japan
公演 

【日時】2024年12月6日(金) 1stステージ 16:30 開場 17:30 開演 / 2ndステージ 19:30 開場 20:30 開演
【会場】ビルボードライブ横浜(神奈川県横浜市中区北仲通5丁目57番地2 KITANAKA BRICK&WHITE 1F)

【料金】※ご飲食代は別途ご精算となります。

DXシートカウンター ¥10,100(税込)
S指定席 ¥10,100(税込)
R指定席 ¥9,000(税込)
カジュアルセンターシート ¥9,600(1ドリンク付)(税込)
カジュアルサイドシート ¥8,500 (1ドリンク付)(税込)

【チケット発売日】
2024年9月16日(月祝)正午12:00=Club BBL会員・法人会員先行(ビルボードライブ)
2024年9月23日(月祝)正午12:00=一般予約受付開始(ビルボードライブ/e+/ぴあ)

【お問い合せ】ビルボードライブ横浜(外部リンク)電話 0570-05-6565


FUKUOKA

福岡公演

【日 時】2024年12月8日(日) 開場 18:30 / 開演19:00
【会 場】電気ビルみらいホール(福岡市中央区渡辺通2-1-82)
【チケット】*詳細は9月に発表いたします。


同時開催決定!

METROPOLITAN JAZZ VOL.6 
Homage to Antonio Carlos Jobim 

ボサノバの創始者で、20世紀を代表する作曲家として『イパネマの娘』『デサフィナード』等
数々の名曲を世に送り出したアントニオ・カルロス・ジョビンが亡くなってから今年で30年。
天才音楽家ジョビンの生涯と音楽に想いを寄せるコンサートを開催します。

【日時】2024年12月5日(木) 18:00開場  19:00開演
【会場】
I’M A SHOW東京都千代田区有楽町2丁目5番1号 7F
【出演者】
naomi & goro (布施尚美:ヴォーカル 伊藤ゴロー:ギター) 
ジャキス・モレレンバウム(チェロ) パウラ・モレレンバウム(ヴォーカル) 
坂本楽(フルート) 佐藤浩一(ピアノ) 小川慶太(ドラムス&パーカッション)

【チケット】8,000円(税込)
※入場時に別途ドリンク代600円(税込)をいただきます。
※未就学児入場不可

イープラス独占先行(イープラス):9/25(水)10:00~9/29(日)23:59
一般発売:10/5(土)12:00~

【プレイガイド情報】

■イープラス
URL:https://eplus.jp/metropolitan-jazz/

■ぴあ

Pコード:281-261
URL:https://w.pia.jp/t/metropolitanjazz-vol6/

■ローソンチケット

Lコード:75127
URL:https://l-tike.com/metropolitan-jazz/

伊藤ゴロー 

青森市出身の作曲家、ボサノヴァ・ギタリスト、音楽プロデューサー。ボサノヴァ・フィーリングを感じさせる独自の楽曲で、ロックからクラシック、ミニマルまでジャンルを横断し、高度な構築力と心地よさを両立させた音楽世界を探求。編曲においては、独特のハーモニーから「コードの魔術師」と呼ばれる。ソロ活動に加え、坂本龍一、細野晴臣、高橋幸宏らとの共演、ブラジルのミュージシャンとの交流も深く、ジャキス&パウラ・モレレンバウム夫妻との共演は海外でも話題に。

近年は、原田知世『恋愛小説4〜音楽飛行』(2023)、『fruitful days』をはじめ、映画音楽『桜のような僕の恋人』(2022)、NHK夜ドラ『作りたい女と食べたい女』(2024)など、映像音楽も多数手がける。2006年、自身が企画した『ペンギンカフェオーケストラ・トリビュート』をきっかけに坂本龍一氏との交流が始まり、2008年、ボサノヴァ・デュオnaomi & goroのアルバム『Bossa Nova Songbook1』を坂本氏のレーベルcommmonsからリリース。その後、坂本氏からジャキス・モレレンバウムを紹介され、リオデジャネイロで『Bossa Nova Songbook2』『passagem』を録音。坂本氏もピアノで参加した。

ジャキス・モレレンバウム

1954年生まれ、ブラジル・リオデジャネイロ出身のチェロ奏者。

父は指揮者、母はピアノ教師という音楽一家に育つ。10代でビートルズに熱中し、20歳でプログレ・バンド、バルカ・ド・ソルのチェリストとしてデビュー。その後、ミュージシャン、アレンジャー、プロデューサーとして活躍し、アントニオ・カルロス・ジョビン、カエターノ・ヴェローゾ、カルリーニョス・ブラウンなど、数多くのブラジルを代表するミュージシャンと共演。ジスモンチからスティングまで、国際的なアーティストとの共演歴も豊富である。坂本龍一氏とは、カエターノ・ヴェローゾの紹介で1993年のコンサートで初共演。その後、1996年にはエバートン・ネルソン(Vn)とのトリオでワールドツアーを行い、アルバム『1996』をリリース。2001年には妻のパウラ・モレレンバウムと共に、アントニオ・カルロス・ジョビンの生前に愛用していたスタジオと楽器を使い、ジョビンの楽曲を録音したアルバム『CASA』をリリース。

2011年には再びピアノ、チェロ、ヴァイオリンでのトリオ(ヴァイオリンはジュディ・カン)でヨーロッパツアーを行い、2012年に「THREE」をリリース。坂本氏とは、長年にわたり音楽のパートナーとして深い交流を続けてきた。

パウラ・モレレンバウム

1962年、ブラジル・リオデジャネイロ生まれ。ボサノヴァの巨匠アントニオ・カルロス・ジョビンにその歌声を絶賛された、現代ボサノヴァ界を代表するシンガー。

ジャキス・モレレンバウムの妻としても知られる。1987年より約10年以上にわたり、夫のジャキスと共にジョビンのグループ、バンダ・ノヴァで活躍。その後、ジャキスのプロデュースで1992年に1stアルバム『Paula Morelenbaum』をリリースし、ソロ活動をスタートさせた。1995年には坂本龍一のアルバム『Smoochy』にゲスト参加し、その美しい歌声が世界に広く知られるようになる。

2001年には、坂本龍一、ジャキスとのコラボレーション・アルバム『CASA』を発表。ジョビンに捧げられたこのアルバムは、アメリカのビルボード誌で2001年のベスト10アルバムに選出されるなど、世界的なヒットを記録した。

佐藤浩一 

ピアニスト/作曲家/編曲家。1983年生まれ、神奈川県横浜市出身。洗足学園音楽大学、バークリー音楽大学卒業。ジャズ、即興、室内楽、ポストクラシカル、ポップス、映画音楽など、幅広いジャンルで活躍。

繊細なタッチと研ぎ澄まされた音色で聴く者を魅了するピアニストとして、伊藤ゴロー、福盛進也、挾間美帆 m-unit、原田知世、象眠舎など、数々の実力派ミュージシャンと共演。TVアニメ「青のオーケストラ」(2023年)の劇中音楽では、ピアノ演奏を担当。作曲家としても才能を発揮し、2021年には全曲自作の2枚組アルバム『Embryo』をnagaluからリリース。

2024年にはマリア・シュナイダーの特別編成チェンバー・オーケストラで日本初演の作品を演奏するなど、クラシック音楽の領域にも挑戦し、その活動の幅を広げている。

小川慶太

82年生まれ長崎県佐世保市出身。15歳のときにドラムを始め、高校卒業後、神戸にある甲陽音楽学院で2年間学ぶ。その後、東京で2年活動した後、2005年に渡米。同年秋にバークリー音楽学院に入学し、専攻をドラムセットからハンドパーカッションに変更。そして2007年、ブラジルのリオデジャネイロで3ヶ月間、ブラジル音楽シーンにおいて重要なジョルジーニョ・ド・パンデーロ、セルシーニョ・シルバ、キコ・フレイタス、マルシオ・バイーアなどに師事する。

渡米後、ヨーヨーマをはじめ、アサド兄弟、セシル・マクロリン・サルヴァント、レ・ヌビアンズ、マリア・シュナイダー・ジャズオーケストラ、スナーキー・パピー、チャーリー・ハンター、バンダマグダ、ボカンテ、ボストン・シンフォニー・オーケストラ、日本では、MISIA、原田知世、佐藤竹善、J-Squad(報道ステーションテーマソング担当)など、ジャンルを超えて現在の音楽シーンを代表する世界のトップアーティストたちと共演し続けている。これまでに3度のグラミー賞を受賞し、5度のグラミー賞にノミネートされている。

角銅真実

音楽家、打楽器奏者
長崎県の山と川に囲まれ育つ。マリンバをはじめとする様々な打楽器、自身の声、言葉、さまざまな身の回りのものを用いて、楽曲制作やパフォーマンスなど自由な表現活動を展開している。
2022年には、映画『よだかの片想い』主題歌「夜だか」を配信リリース。
2024年1月には、4年ぶりのソロアルバム「Contact」をリリースした。

伊藤彩

5歳よりViolinを始める。

東京音楽大学付属高等学校を卒業後、ウィーン市立音楽院での2年間の留学期間を経て

東京音楽大学を卒業。

卒業後はアーティストのライブサポート、レコーディングを主に活動している。

【企画・制作】エイトアイランズ株式会社
【招聘】株式会社オフィス・ダァグ
【制作協力】株式会社サンライズプロモーション東京、ユニバーサルミュージック合同会社、有限会社サンサンサン