大林 武司
Biography
米バークリー音楽院を卒業後ニューヨークを拠点に世界の第一線で活躍。
自己のバンドを率い世界各地の主要ジャズクラブやフェスティバルに多数出演し、これまでに11作のリーダーアルバムを発表。
2016年ジャズピアノの世界大会Jacksonville Jazz Piano Competitionにおいて日本人として初の優勝。
Terri Lyne Carrington, Takuya Kuroda, Jose James, Nate Smithなど世界的ジャズアーティストと数多く共演する傍ら、
近年はMISIA、木嶋真優など音楽界を牽引するトップミュージシャン達とのコラボレーションも数多く行っている。
Projects
“TBN TRIO”
大林 武司 (Piano)
ベン・ウィリアムス (Bass)
ネイト・スミス (Drums)
マイケル・ジャクソンへの楽曲提供やポール・サイモンやノラ・ジョーンズらとの共演でも知られる辣腕ドラマー、⾃⾝のプロジェクト”KINFOLK”でも2度のグラミー賞ノミネートのネイト・スミス。パット・メセニー・ユニティ・バンドでグラミー賞を受賞、ロバート・グラスパーやカマシ・ワシントン、渡辺貞夫との共演などで話題の実⼒派ベーシストベン・ウィリアムス。 そしてふたりを率いるのが、バークリー音楽院を卒業後、ニューヨークを拠点に世界各地の主要ジャズクラブやフェスティバルに多数出演し、Takuya Kuroda, José Jamesなど世界的ジャズアーティストと数多く共演する傍ら、近年はMISIA、木嶋真優など音楽界を牽引するトップミュージシャン達とのコラボレーションも数多く行うなど国やジャンルの枠を超えて活躍する⼤林武司。世界を舞台に人気実力を誇り、ジャンルを超えたトップスターたちからも信頼されるこのメンバーならではの心踊るグルーヴ。ジャズをベースにソウル、R&B、ブラック・ミュージックからロックまで自由自在に行き来する、いまとこれからの時代を映し出す音楽世界は必聴である。
大林 武司
ニューヨークを拠点に国際的に活躍するジャズピアニスト、キーボーディスト、作編曲家。広島県出身。2007年に渡米しバークリー音楽院に入学。翌年グラミー賞受賞ドラマー、テリ・リン・キャリントンのバンドに加入、プロ活動を始める。卒業と同時に拠点をニューヨークに移しブルーノートNY、ジャズ・アット・リンカン・センター、バードランドなどニューヨークの主要ジャズクラブに数多く出演しながら黒田卓也、ホセ・ジェームス、MISIA,等の様々なバンドのツアーに参加し、これまでに約30カ国に上る世界各国のジャズフェスティバル、ジャズクラブにて演奏している。ジャズ教育普及活動にも積極的に参加し、世界各地で後進の育成やジャズ普及活動にも力を注いでいる。国内でも東京JAZZやブルーノート東京、ビルボードライブなどに出演するなど数多くの来日公演を行なっている。近年は、ソリストとして広島交響楽団と共演、作曲家として福山市政100周年記念委託作品を提供。MISIAのバンドマスターも務め、J-Squadのメンバーとしてテレビ朝日報道ステーションの現テーマソングを作曲演奏するなどその活動は多岐に渡る。
ベン・ウィリアムス
マルチな活躍で注目を集める人気実力派ベーシスト。ワシントンDC出身。2009年「セロニアス・モンク・インスティテュート・インターナショナル・ジャズ・コンペティション」で優勝しコンコード・レコーズにてデビューし、ビルボードなどジャズチャートを賑わす。2013年にはパット・メセニー・ユニティ・バンドに参加し初のグラミーを受賞。以降もジョージ・ベンソン、ロバート・グラスパー、デヴィッド・サンボーン、カマシ・ワシントン、渡辺貞夫を始めとしたジャズスターたちと共演。2020年には初めてヴォーカルに挑戦したネオ・ソウル作品『アイ・アム・ア・マン』も大きな話題を呼ぶ。ジャズのルーツにしっかり根ざしつつ変幻自在に活躍するファーストコールベーシストだ。
ネイト・スミス
現代音楽シーン最注目のドラマー、作曲家、そしてプロデューサー。バージニア州チェサピーク出身。直感的かつ本能に忠実な深く根付いたグルーヴは唯一無二。これまで3回のグラミー賞ノミネートに輝くとともに、パット・メセニー、デイヴ・ホランド、ポール・サイモンからノラ・ジョーンズまで大物アーティストに重宝されてきた。ジャズ、R&Bからヒップホップまで自身が選び取った音楽を自分の音楽世界にミックスしていくネイトのスタイルは追随を許さない。2017年グラミー賞ノミネートアルバム『Kinfolk:Postcards From Everywhere』の後、満を持して昨年『Kinfolk 2: See The BirdsをEdition Records』よりリリース。ネイトの演奏動画の再生数は数百万にもおよび、最も影響力のあるドラマーとして、現代の音楽シーンを代表する存在だ。
“Trio Renaissance”
大林 武司 (Piano)
アロン・ベンジャミーニ (Drums)
アロン・ニアー (Bass)
大林 武司 “Trio Renaissance”
世界を舞台に最先端の音楽シーンで活躍を続ける大林武司が、ジャズピアノトリオという芸術様式を突き詰めるプロジェクトが“Trio Renaissanc”だ。20世紀のジャズの歴史をつくってきったレジェンド的なピアノトリオやアメリカン・ソング・ブックにおけるジャズサウンドの『黄金比』をとことん追求。メロディーやハーモニー、そしてホンモノのスイング感を大切にしながら、ジャズのスタンダードから大林自身によってコンテンポラリーにアップデートされた新曲もレパートリーに加わる。レジェンドたちから直にジャズを学び、ジャズを深く愛する大林が世界の音楽の同志たちとジャズの伝統を未来へと紡ぐプロジェクトが始動する。
アロン・ベンジャミーニ
1996年生まれ。ドラマー、作曲家そしてサウンド/ミックス/マスターエンジニアでもあるアロンはイスラエルのテルマ・イエリン芸術学校のジャズ学科を卒業後ニューヨークのニュースクールにてジャズを学ぶ。アメリカ・イスラエル文化基金の奨学金を2014年と2016年の2度にわたって得る。現在もニューヨークを拠点に、レジー・ワークマン、アヴィシャイ・コーエン、ギラッド・ヘクセルマン、大林武司、エリ・デジブリ、ヨタム・シルバースタイン、オメル・アヴィタルら世界の精鋭ミュージシャンたちと共演を重ねている。Canopus Drumsのエンドーサー。
アロン・ニアー
イスラエル出身のベーシスト。ニューヨークとテルアビブを拠点に演奏をおこなっている。14歳で音楽の勉強を始めるとすぐに頭角をあらわす。2011年には全額奨学生としてバークリー音楽院に迎え入れられ、2013年にはロシアのロストフでおこなわれた国際ジャズコンペティションで優勝。イスラエルのリモン音楽学校の"The Jazz Musician"コンペティションのファイナリストにも選出された。2015年にニューヨークに移ったのち、名誉学位とともにニュースクールを卒業後、キャリアをスタートしグラミー賞受賞ピアニストのビリー・チャイルズ、エリ・デジブリ(sax)、ジョニー・オニール(piano)らと共演。ウィンタージャズフェスティバル、レッド・シー・ジャズ・フェスティバルなどのフェスのほか、カーネギーホールやリンカーン・センターなどで演奏活動をおこなう。
2021年には “International Society of Bass Players” コンペティションで3位に入賞。
現在は、ジャズの登竜門といわれるセロニアス・モンク・コンペティション(現在はハービー・ハンコック・コンペティション)で2018年に優勝したピアニスト、トム・オレンとともに自身のバンドを率いて世界を舞台に躍進を続けている。