Homage to Antonio Carlos Jobim
ボサノバの創始者で、20世紀を代表する作曲家として『イパネマの娘』『デサフィナード』等数々の名曲を世に送り出したアントニオ・カルロス・ジョビンが亡くなってから今年で30年。
天才音楽家ジョビンの生涯と音楽に想いを寄せるコンサートを開催します。
naomi & goro (布施尚美:ヴォーカル 伊藤ゴロー:ギター)
ジャキス・モレレンバウム(チェロ) パウラ・モレレンバウム(ヴォーカル)
坂本楽(フルート) 佐藤浩一(ピアノ) 小川慶太(ドラムス&パーカッション)
METROPOLITAN JAZZ VOL.6
Homage to Antonio Carlos Jobim
【日時】2024年12月5日(木) 18:00開場 19:00開演
【会場】I’M A SHOW(東京都千代田区有楽町2丁目5番1号 7F)
【出演者】 naomi & goro (布施尚美:ヴォーカル 伊藤ゴロー:ギター)
ジャキス・モレレンバウム(チェロ) パウラ・モレレンバウム(ヴォーカル)
坂本楽(フルート) 佐藤浩一(ピアノ) 小川慶太(ドラムス&パーカッション)
【チケット】8,000円(税込)
※入場時に別途ドリンク代600円(税込)をいただきます。
※未就学児入場不可
イープラス独占先行(イープラス):9/25(水)10:00~9/29(日)23:59
一般発売:10/5(土)12:00~
【プレイガイド情報】
■イープラス
URL:https://eplus.jp/metropolitan-jazz/
■ぴあ
Pコード:281-261
URL:https://w.pia.jp/t/metropolitanjazz-vol6/
■ローソンチケット
Lコード:75127
URL:https://l-tike.com/metropolitan-jazz/
naomi & goro
透き通るように美しい、天使の歌声をもつ布施尚美と、作曲家/ギタリストの伊藤ゴローによるボサノヴァ・デュオ。ジョアン・ジルベルト・マナーをふまえたシンプルなスタイルで、コードの響き、言葉の響きを大切に、オーセンティックなボサノヴァを追求する。
1998年に結成、2002年にファーストアルバム『turn turn turn』をリリース。2009年以降、坂本龍一氏のレーベルcommmonsよりアルバム4枚をリリース、坂本龍一、Jaques Morelenbaum、Itamar Assiere、Jorge Helder、Rafael Barata、Eduardo Neves、Hugo Pilger他も参加。これまでの作品は韓国や台湾でもリリースされコンサートも行う。また、2011年に「naomi & goro & 菊地成孔」名義で『calendula』をリリースした。2018年より、NHK Eテレ「2355のおやすみソング」としてnaomi & goroの「Good Night Song」が放送中。2022年ユニバーサルミュージック/Verveより『ケサランパサラン』をリリース。
布施尚美
1975年12月15日生まれ、宮崎県宮崎市出身。
ヴォーカル、ギター、作詞作曲も手がける。高校時代、宮崎県シーガイアで小野リサの演奏を聴き、はじめてボサノヴァに出会う。1996年、ブラジル人によるボサノヴァ演奏に触れ、ギターを手にし、弾き語りを高橋信博氏に師事する。1997年より演奏活動を開始、1999年に伊藤ゴローと出会い、デュオでの演奏活動をスタート。
伊藤ゴロー
青森市出身の作曲家、ボサノヴァ・ギタリスト、音楽プロデューサー。ボサノヴァ・フィーリングを感じさせる独自の楽曲で、ロックからクラシック、ミニマルまでジャンルを横断し、高度な構築力と心地よさを両立させた音楽世界を探求。編曲においては、独特のハーモニーから「コードの魔術師」と呼ばれる。ソロ活動に加え、坂本龍一、細野晴臣、高橋幸宏らとの共演、ブラジルのミュージシャンとの交流も深く、ジャキス&パウラ・モレレンバウム夫妻との共演は海外でも話題に。
ジャキス・モレレンバウム
1954年生まれ、ブラジル・リオデジャネイロ出身のチェロ奏者。
父は指揮者、母はピアノ教師という音楽一家に育つ。10代でビートルズに熱中し、20歳でプログレ・バンド、バルカ・ド・ソルのチェリストとしてデビュー。その後、ミュージシャン、アレンジャー、プロデューサーとして活躍し、アントニオ・カルロス・ジョビン、カエターノ・ヴェローゾ、カルリーニョス・ブラウンなど、数多くのブラジルを代表するミュージシャンと共演。ジスモンチからスティングまで、国際的なアーティストとの共演歴も豊富である。坂本龍一氏とは、カエターノ・ヴェローゾの紹介で1993年のコンサートで初共演。その後、1996年にはエバートン・ネルソン(Vn)とのトリオでワールドツアーを行い、アルバム『1996』をリリース。2001年には妻のパウラ・モレレンバウムと共に、アントニオ・カルロス・ジョビンの生前に愛用していたスタジオと楽器を使い、ジョビンの楽曲を録音したアルバム『CASA』をリリース。
2011年には再びピアノ、チェロ、ヴァイオリンでのトリオ(ヴァイオリンはジュディ・カン)でヨーロッパツアーを行い、2012年に「THREE」をリリース。坂本氏とは、長年にわたり音楽のパートナーとして深い交流を続けてきた。
パウラ・モレレンバウム
1962年、ブラジル・リオデジャネイロ生まれ。ボサノヴァの巨匠アントニオ・カルロス・ジョビンにその歌声を絶賛された、現代ボサノヴァ界を代表するシンガー。
ジャキス・モレレンバウムの妻としても知られる。1987年より約10年以上にわたり、夫のジャキスと共にジョビンのグループ、バンダ・ノヴァで活躍。その後、ジャキスのプロデュースで1992年に1stアルバム『Paula Morelenbaum』をリリースし、ソロ活動をスタートさせた。1995年には坂本龍一のアルバム『Smoochy』にゲスト参加し、その美しい歌声が世界に広く知られるようになる。
2001年には、坂本龍一、ジャキスとのコラボレーション・アルバム『CASA』を発表。ジョビンに捧げられたこのアルバムは、アメリカのビルボード誌で2001年のベスト10アルバムに選出されるなど、世界的なヒットを記録した。
佐藤浩一
ピアニスト/作曲家/編曲家。1983年生まれ、神奈川県横浜市出身。洗足学園音楽大学、バークリー音楽大学卒業。ジャズ、即興、室内楽、ポストクラシカル、ポップス、映画音楽など、幅広いジャンルで活躍。
繊細なタッチと研ぎ澄まされた音色で聴く者を魅了するピアニストとして、伊藤ゴロー、福盛進也、挾間美帆 m-unit、原田知世、象眠舎など、数々の実力派ミュージシャンと共演。TVアニメ「青のオーケストラ」(2023年)の劇中音楽では、ピアノ演奏を担当。作曲家としても才能を発揮し、2021年には全曲自作の2枚組アルバム『Embryo』をnagaluからリリース。
2024年にはマリア・シュナイダーの特別編成チェンバー・オーケストラで日本初演の作品を演奏するなど、クラシック音楽の領域にも挑戦し、その活動の幅を広げている。
小川慶太
82年生まれ長崎県佐世保市出身。15歳のときにドラムを始め、高校卒業後、神戸にある甲陽音楽学院で2年間学ぶ。その後、東京で2年活動した後、2005年に渡米。同年秋にバークリー音楽学院に入学し、専攻をドラムセットからハンドパーカッションに変更。そして2007年、ブラジルのリオデジャネイロで3ヶ月間、ブラジル音楽シーンにおいて重要なジョルジーニョ・ド・パンデーロ、セルシーニョ・シルバ、キコ・フレイタス、マルシオ・バイーアなどに師事する。
渡米後、ヨーヨーマをはじめ、アサド兄弟、セシル・マクロリン・サルヴァント、レ・ヌビアンズ、マリア・シュナイダー・ジャズオーケストラ、スナーキー・パピー、チャーリー・ハンター、バンダマグダ、ボカンテ、ボストン・シンフォニー・オーケストラ、日本では、MISIA、原田知世、佐藤竹善、J-Squad(報道ステーションテーマソング担当)など、ジャンルを超えて現在の音楽シーンを代表する世界のトップアーティストたちと共演し続けている。これまでに3度のグラミー賞を受賞し、5度のグラミー賞にノミネートされている。
坂本楽
ポピュラー音楽とクラシック音楽を横断的に活動しており、多次元ロック・融解建築、アンサンブル・リュネットなどのメンバー。原田知世『恋愛小説4~音楽飛行』リリースツアー2024に参加。2022年、融解建築のメンバーとして「第7回多次元演奏会 ——音 × 踊 × 書——」を京都・本昌寺にて主催。フルート1本での表現の限界に挑むソロコンサート「独演会」をこれまでに3回開催。作曲や編曲、即興パフォーマンスなども行う。関東と関西の2拠点で活動している。京都大学文学部卒業。神戸女学院大学非常勤講師。
【企画・制作】エイトアイランズ株式会社
【招聘】株式会社オフィス・ダァグ
【制作協力】株式会社サンライズプロモーション東京、ユニバーサルミュージック合同会社、有限会社サンサンサン